ピアノ及び精密機械運搬用コンテナ架装
今回ご紹介するのは保冷アルミバン架装です。
こちらはピアノ運搬車なので普段製作しているボディとは違った形で
過程を見ていて楽しい1台でした(^^)
サイドバンパー、フェンダーはSUSで製作
キャブとバンの間にはベニヤ等緩衝材を入れられるSUS製物入と
下回りにスペースが無いゆえのタイヤ収納庫を製作しました。
キャンターに6段ブームのクレーンはかなりの迫力です。
フロントがかなり重いのでマイナスオフセットの位置に荷台をセット
重心高が高いので転覆角度が心配でしたが、クレーン架装時に取り付けたオモリで
なんとかクリアできました。
中は固定の為のラッシングレールを片側3段、計6段と前側に2段
衝撃を和らげるためのクッション材を三方に2段ずつ取り付けました。
また、精密機械も運搬する為、結露防止用の加温機と
断熱材のミラフォームをフロント、サイド、天井の三方に全面使用しております。
フロアには特殊なステンレス板を使用しており、人が滑りにくく、かつ
キャスターが滑りやすいものを探しに探してお客様にご採用いただきました!
加えてプラットホームにも張る事で荷重がかかる部分の穴あき防止にも役立ちます。
全体写真です。
真横から見ると歪な荷台中心点がよく分かると思います(笑)
最後までご覧いただきありがとうございます(^^)